俵山エリア
俵山エリアは古くから湯治場として栄えた温泉街を中心に、その周辺を農山村集落が取り囲むのどかな里です。緑豊かな山々に、蛍が舞う清流「木屋川 」を有するその原風景は、訪れる人を温かい気持ちで満たしてくれます。主な産業は農林業・畜産業が営まれており、きれいな水と寒暖差のある気候から、良質なお米が作られています。2019年、長門・俵山道路が開通し、市街地へのアクセスがよくなりました。気候では、長門市の中で一番冷え込むエリアとなります。
PICK UP
俵山温泉
昔ながらの湯治場の風情を色濃く残した温泉地。古くから神経痛やリウマチに効く名湯とされ、全国に21箇所しかない国民保養温泉地の一つにも指定されています。旅館のほとんどが内湯を持たないため、宿泊客が浴衣に着替えて外湯(共同浴場)に出かける姿が見られます。泉質は、高濃度の水素を含み強い還元力(抗酸化作用)があるとされ、平成温泉番付(松田忠徳氏著)では「西の横綱」に選ばれています。
ヤマネスタジアム俵山
東京2020オリンピック競技大会・7人制ラグビー女子ブラジル代表チームキャンプ地、ラグビーワールドカップ2019・カナダ代表チームキャンプ地となった、世界基準のラグビー拠点施設。古くから湯治場として知られてきた「俵山温泉」の近くに位置し、ラグビーを中心とするスポーツを通じた市民の健康づくりやコミュニティづくり、各種イベント誘致の舞台となるスタジアムです。
七重川河川公園
俵山七段の滝河川プールは、七重川の景勝、七段の滝のすぐ近くに位置するプールです。蛍飛び交う清流を汲み上げて、俵山地区特産の大量の木炭でろ過して使用しており、塩素が苦手な方も安心して楽しめます。緑に囲まれた憩いのスポットとして、親子連れに人気があります。幼児用のプールは、かわいいお猿の形をしており、滑り台もあります。すばらしい自然環境の中で安心して泳いでいただけるアイデアいっぱいのプールです。
麻羅観音
湯本の大寧寺で最期を遂げた大内義隆公の遺児が女装して俵山に潜んでいたところ、捕らえられて殺害され、男児であった証拠に男根を切り取られたということです。 これを哀れんだ里人が霊をなぐさめるために建てたものです。 子孫繁栄、精力増強、良縁、恋愛成就、夫婦円満などに利益があると言われており、 観音様を祭ってある小さな祠の辺一面には沢山の巨大な男根が立っています。 願い事を唱えながらこの頭をなでるとよりご利益が増すそうです。